スマホで手軽に動画を撮影し共有できるようになった昨今。
しかし、一昔前まではテープの残量を気にしながらも
家族や仲間とのここぞ！という瞬間を厳選してビデオに残していました。

そんなVHSテープを実家の片隅や納屋で
見つけたことはありませんか？


もう長い間再生されていないそのテープには
おじいちゃんおばあちゃんの若かりし頃の笑顔や
家族みんなで過ごした大切な瞬間が
映っているかもしれません。

しかしながら、そんなVHSテープが再生できなく日が
近づいていることをご存知でしょうか。

家族の歴史を温かく映し出すVHSテープ

さて、そんな長らく再生していなかったビデオテープには
何が写っているのでしょうか。ちょっと想像してみましょう。

今となっては何もかも変わり果てて
見られなくなった何気ない風景が
テープの中にはまだ残っているかもしれません。


また、アナログ特有のなんとも言えない温もりに「人らしさ」があり
まるでタイムスリップしたかのように当時の空気感や温もりが感じられ
家族の歴史が生き生きと蘇ります。

近づく"見られなくなる日"

でも、そんな大切な映像が見られなくなる日が来る------
それが2025年問題です。

ビデオデッキの生産終了により市場に出回らず
VHSテープを再生する機器を入手することが非常に困難な状況になっており

また、再生機器を自分で持っていたとしても
テープの劣化により再生やダビングも難しくなっています。

もし今、家の奥に眠っていた
テープを取り出して見ることができる状況なら
この2025年においてとても恵まれた境遇だということです。


その映像の中には時代を超えて家族を繋げる
「心の記録」が詰まっているから。

家族の記憶を守ろう

おじいちゃんやおばあちゃん、両親の若い頃の姿を見て
今の自分とどう繋がっているかを感じることができたら、
きっと毎日が少しだけ特別なものに変わるはず。

ならば早めにデジタルデータに変換して
手元に残しておきたいものです。


また、VHSテープだけでなく、
昔の写真データやデジタルの思い出も
この際同じように整理して保存しておきたいところ。

スマホで簡単に写真を撮れる一方で、
日々の備忘録の写真がどんどん溜まって
本当に大切な思い出のデータが埋もれてしまっていませんか？

大切な写真も年月とともに消えてしまったり
見られなくなってしまうことは容易に想像できます。

VHSテープとともに思い出の写真や動画も
整理して保存することが大事です。

クラウド化しても良いですが、
DVDやSDカードに保存したり
思い出を年ごとやイベントごとに
コンパクトなアルバムにして整理したり、
すぐに手に取れるようにしておくのがおすすめ。


未来の自分や将来の家族にとって大切な記憶を
いつでも振り返ることができます。

デジタル化して未来に残そう

このようにVHSテープや写真データをデジタル化して保存することで
家族の思い出を未来にしっかり残しておくことができます。

再生機器が無くなってしまう前に、
そして幸せな気持ちにしてくれる写真や動画が失われてしまう前に、
少しづつでも今すぐ整理していきましょう。

VHSテープや写真にはただの「記録」以上のものが詰まっています。
それは、現在まで紡いできた家族の物語そのもの。

大切な人があの時代に、あの時に、生きていて
楽しく過ごしていた瞬間がそこに詰まっています。

映像を見ながら過去を客観的に振り返ることで
これから大切にしたいことも見えてくるかもしれません。


自分で一つひとつ整理していくのも
奥ゆかしい時間ではありますが、
専門業者に依頼するのも手。

時間や手間をかけずに高品質なデジタル化が可能ですし、
プロの技術と専用機材でダビングするので
テープの画質や音質の劣化を最小限に抑えることができ
失敗して消えてしまう心配もありません。

エディオン京都四条河原町店では、
「おまかせダビング」サービスを展開しており、

・VHSや8ミリビデオなどの映像
・カセットテープやMDなどの音声
・フィルムや現像した写真

これらのメディアを新しくDVDやCDなどにダビングして
デジタルデータに移行することができます。

また、おまかせプランの安心修復パックでは
カビ取り処理やテープ接合処理、ケース交換なども承っております。

おまかせダビングサービスについて詳しくは
こちらをご確認いただくか店頭スタッフにお尋ねください。

温かい記憶が蘇る大切な映像や写真が見られなくなってしまう前に、
次の世代にも自分のルーツを知るきっかけになるように、
VHSテープや写真を新たな形で残してみてはいかがでしょうか。